全国の皆さん こんにちは!!
お盆も明日で終わりですが、いかがお過ごしでしょうか。
明日15日は終戦記念日です。大護摩法要です。
お寺は、15日で門徒さんあわせて、お盆は終了で、ご先祖様、英霊のお迎えと、送り出しです。
来年も来て下さいと感謝しながらの送り出しです。
オリンピックも終わり、お盆も終わりましたら、9月が、秋がすぐ来ます。空も高くなり、夜空の星も綺麗に見えます。
虫の声も良く聞こえます。朝晩はさわやかです。
日本仏教は中国から538年年に伝来して以降、日本人の生活と文化にすっかり溶け込んでる仏教。奈良時代に興った南都六宗に始まり
平安時代の天台宗や真言宗、江戸時代に定着した新たな仏教など、対立や統合を繰り返しながら、仏教宗派は形成されていきました。現在は代表的な宗は13となり
さらに150以上の諸派に分かれてます。宗派が異なれば、教えが違うのはもちろんですが、僧侶の袈裟や仏事のしきたりまで違います。
これからシリーズで13宗派の誕生と歴史を述べていきます。これが終わると、神社とお寺の違いもシリーズでします。
天台宗でもっとも大切な法要儀式は京都三千院での御懺法講です。諸悪の行いを懺悔し、心の中にある三毒を取り払い、自分の心を静め清らかにする
法要です。一切懺悔です。真言宗でも派により護摩法要の作法がちがいます。
ですが、お釈迦様が説かれたのは2つです。 1)解脱 2)悟りです。この2つの追求こそ仏教で、人間の心の追求でもあります。
我にとらわれすぎると、真理が見えてきません。自分という我の戦いでもあります。108つの煩悩との折り合いです。
9000巻あるとされる仏典の中には幸福という文字と言葉は出てきません。人間は無の状況にはなれないです。とらわれるのです。
人間は生まれて死ぬまで平均85歳です。無の状況は無く、心にはいつも我という小波が生まれてます、因果と業の連鎖です。
これを断ち切り無の境地になるのが人生の修行です。知識ばかり大きくなり行動を忘れて、現世利益を求めてしまうのが、これまた人間です。
自己満足をするためには自己犠牲も、矛盾ですが大切です。この矛盾をとくのが法話です。
顕空 南無大師遍照金剛 合掌礼拝
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