全国の皆さん こんにちは!!
残暑が厳しく、体調はいかがですか、今頃になると、夏の疲れから、夏風邪を引きやすくなります。
自然界は初秋です。虫が鳴いてます。夜空、お昼の空が高くなり、月も星も綺麗に見えます。空も秋ですね。
今井さんという有名な女性で女医の登山家の方は、どうも地球はプチ氷河期に向かっているそうです。5000m〜7000m級の山に上がると
わかるようです。地球のマントルと太陽の活動が今年あたりで、縮小するようです。現実は猛暑ですが、、、、。
お盆のお休みも19日で殆どの企業で終わりです。本日から活動です。お正月まであと4ヶ月です。(笑う)
皆様、後半戦のスタートです。頑張りましょう!!
さて、日本仏教ですが、分裂を繰り返しながら発展した日本仏教。釈尊の教えを原典にしてインドを出て出て東へと伝播していき、中国とチベットに伝わり、朝鮮半島
を経て、6世紀の日本に伝来してきました。特に7世紀初め、聖徳太子による我が国の仏教興隆は目覚しく以後1500年という長い年月を経る内に、13の宗派へと別れていきました。第2次世界大戦までは13宗56派といわれてきましたが、13宗については江戸時代から変わってません。明治維新の廃仏毀釈にあっても残りました。やはり1500年の重みでしょうか、、。具体的に上げると、まず奈良時代の南都六宗から続く1)法相宗 2)華厳宗 3)律宗の3つ続いて、平安時代に成立した、4)天台宗、5)真言宗 (ともに中国の唐の時代に留学して教義を学び、日本に導入してます。)さらに平安時代末期から鎌倉時代に成立した浄土教の教えを受け継ぐ6)融通念仏宗 7)浄土宗 8)浄土真宗 9)時宗 そして禅宗系の10)臨済宗 11)曹洞宗 そして唯一法華経のみを信仰する12)日蓮宗です。
爆発的に日本で仏教が民衆まで含めて広がったのかは、末法思想の影響が大きく、人が死んだ後極楽浄土にいけるという、安心を求めたのでしょう
当時の日本は内乱が絶えず、餓死、権力闘争、死体は道に転がり放置です、それを野犬、狸、イタチ等が食べるわけですから、、、、。この世の地獄だったでしょう。
反面として、極楽を求めるのが人です。そのためには、お経なんですね。南無阿弥陀仏と唱えれば、極楽にいけるといわれたら、皆さんとなえます。
さらに江戸時代には禅宗系の13)黄檗宗がこれに加わりました。 余談ですが、生け花(華道)は聖徳太子から始まり日本独特の文化となりました。
そしてもう一つは、茶道でこれは臨済宗の高僧が中国から抹茶の技法を取り入れて、これが武士に流行りまたし、華道も同化していきました。
仏教から始まった文化なんです。面白いですね。それにあわせて、茶器等、大いに流行りました。そこに日本刀の鍛冶の文化です。
(神道の歴史も後日述べますが、基本的には、天照大神以前から日本には古来より存在してます。もちろん神仏習合です)
これら13宗を起源として、枝分かれして派が多く存在してます。。戦後、憲法により信教の自由が認められると、56派からさらに派が生まれました(新興宗教)。
現在は13宗160派前後になり現代になってます。大元の13宗は変わりません。
釈尊が遊行してた時と同じなのは、袈裟ぐらいが同じで、一つのところにとどまらず移動し続けてます、当時はまだ法具、数珠、とかはなく、ひたすら、教義を述べてます。中国で今のお寺の原型が作られて、さらに日本的に改良して、特化していってます。チベットも独自の発展をしていきました。しかも密教に特化してます。
釈迦の教えは2つで 解脱(煩悩、生死)と悟りなんですが、このように発展的解釈で出家して生涯を一つの宗と派に属して生きていくことは凄いことです。
次回はお寺の宗本山をUPして、13宗の一つ一つを述べます。
顕空 南無大師遍照金剛 合掌礼拝
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