全国の皆さん こんにちは!!
寒波ですね。早く来い春です。風邪など引かないよう気をつけて下さい。
国民背番号、消費税、少子高齢化による社会構造の変化、都市の過疎化、不況、
就職難、デフレ、円高、、、、、。暗いニュースばかりですが、人生は楽しみましょう。
京都御苑の南西に鎮座する厳島神社。旧九条邸の敷地にあります。鳥居が他では見られない特異な形をしてます。御苑の南端にある厳島神社は、安芸(広島)の厳島大社(明神)を崇敬した清盛が攝津の兵庫築島(現・神戸市兵庫区)に勧請したのち、この地に移してます。京都三珍鳥居のひとつに数えられる破風形鳥居が立ち、池をたたえたこの神社のの祭神は市杵島姫命、田心姫命、たぎ津姫命の三女神。代表的な海の神様です。実はもう一神、清盛の生母伝説がある「祇園女
御」が合祀されてます。清盛が安芸から厳島を勧請したのは。平家の神様が欲しかったようです。藤原氏の氏神は春日神で、清和源氏のそれは八幡神ですが、平家には神様がいませんでした。そこで清盛が、清盛が安芸国司として厳島神社を復興させたり、日宋貿易などで、海運に力を入れたりしてましために、海の神様である安芸の厳島明神に目をつけたのでしょう。祇園女御がいつ合祀されたかは不明です
が、女神が祀られてるので、都合がいいと自分の義母をくわえたのかもしれません。ゆったりとした
した時間が流れる厳島神社ですが、その縁起をたどると、清盛のしたたかな計算がおりこめられることに気がつきます。法皇の威光にくわえて地方の一宮に過ぎなかった厳島神社を都に呼び寄せ、自分の義母を市杵姫命らと並ぶ神に祀り上げた。つまり新たに神の威光を手に入れると共に、祇園女御の更なるパワーアップをはかりました。
恐るべし、平清盛です。神仏は時の権力者に活用されたようです。我々もご利益にあやかりましょう。
立身出世ですね。
顕空。 合掌。
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