全国の皆さん こんにちは!!。
新年明けましておめでとう御座います。
本年も宜しくお願いします。
昨年の31日から入山して本堂にて3日の午前0時まで居りました。
本堂ですから暖も無く、境内で大きな焚き火です。身体を清め、祓い、新年を迎えて
国家の安寧、五穀豊穣、諸願成就、を祈祷、護摩法要、にて今年の初めを迎えました。
五右衛門風呂とかまどはありますので、山菜料理、ご飯、とお風呂はあります。
お経、座禅、護摩法要、祈願祈祷、で一日の終わりです。
お経も出来ない、祈願祈祷も出来ない、護摩法要も出来ない環境でも、座禅は半畳あればできます。
座禅は雑念を払い無になることが目的ですが、私も含めて、其処まではいきませんが、逆説的ですが、
胡坐、正座にて、すわり、鼻から息を吸い、口から吐く、背筋を伸ばして、目を瞑ります(上手になると半眼になります)。
無になろうとして、雑念が生まれますが、この雑念こそ心ですから、雑念を追求してみてください、いつの間にか、時間、空間、を忘れてしまいます。雑念と向き合うことから、禅は始まります。山では鳥の鳴き声で我に帰ります。雑念の追求からです。これを習慣化すれば、無に近づきます。心のストレスの開放です。これを禅では「空の精神」といいます。
自分の心持ちに従い、様々な経験や見聞をつむことで新しい自己発見になります。
自己との対話です。仏教の目的は、覚り、解脱の2つです。其処に因果と応報、と死老病苦が加わりますが、これらを修行で、覚り、解脱に近づきますが、やはり人間のレベルで神仏にはなれません。人は悩み、苦しみ、あがいて、生きてます。幸福は一瞬かもしれませんが。正道を歩むことが大切です。欲は、総てに宿ります。その中から、自分と対話をしながら、改善しながら、生涯をおえるのが、人間です。今年も、色々と仏教をわかりやすく、説明していきます。宜しくお願いします。
顕空。 南無大師遍照金剛 合掌。
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