皆さん こんにちは!!
本日は暦では、処暑です。暑さも今日までです。
明日から又夏日よりみたいです。これからは一雨ごとに涼がましてきます。
政治はどうなるのでしょうか、、、。漂流してる感じがします。国難を乗り越えていくリーダーが出て欲しいです。
チベット仏教は、チベット密教と呼ばれることもあるように、神秘的な力を操作して数々の利益をもたらす密教の信仰が核になってます。実は日本仏教もまた密教が核になっている点で、チベットと共通してます。たとえば、にほんがに密教が本格的に伝えられたのは平安時代になってからですが、それ以前に成立した奈良仏教の薬師寺には「密教部」と言う部署があり、一年に一度護摩を焚いて密教の祈祷を行ってました。仏教宗派の中で、真言宗は密教を基盤に形成されています、天台宗でも密教が深く浸透してます。実は禅宗にも、日蓮宗にも密教の強い影響があります。直接的な影響を受けていないのは、浄土宗、浄土真宗といった浄土系の宗派ですが、念仏自体、もとは密教の行として始まってます。さらに平安時代からは、土着の神道と外来の仏教が習合した「神仏習合」の信仰が広まります。それは、簡単に言えば神道の世界を密教の教義により解釈したものです。神道の聖地は密教の曼荼羅に例えられます。皇室の祖先神である天照大神を祀る伊勢神宮にさえ、中世には密教の祈祷所が設けられていました。明治維新で「神仏分離」や「廃仏毀釈」の影響で密教が排除されてしまったところもありますが、その痕跡はいたるところに見出すことが出来る。密教は一時日本の仏教界、宗教界を席捲しました。事実明治4年まで宮中で密教の護摩が焚かれてました。
日本には仏教が伝えられて1500年近い歴史あります。大乗仏教の信仰をそれだけ長く受け継いでる国はありません。それも密教と言う具体的な利益を与えてくれる信仰がその核なしてるからです。その点は日本仏教は「日本密教」にほかなりません。
皆さん以外でしょう。仏教を奈良時代から見ていくと、空海が密教と護摩を持ち帰る前に、すでに日本に定着してました。
明日は、空海と密教との関係と仏教との関係を語りたいと思います。
顕空。 合掌。
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