皆様、こんにちは!!
5日は護摩法要の本年最後の行事でした。
火を使う技法は真言密教と天台密教だけです。
煩悩を火で燃やすことですが、不動明王、マントラ(真言)、般若心経を唱えます。
ほら貝、太鼓、木魚、妙鐘、しゃくじょう、数珠(真言流)が流れながら、納経をします。
護摩はごまきという、木を燃やします。願掛けの木も燃やします。
不思議なことに、因縁が深いと、日が高く上がり、熱いですが、穏やかだと、暖かく感じますし、
火が優しく感じます。火は獣が恐れますし、焼きます。人間の持つ煩悩も焼き、火で魔を払います。
各宗派でちがいます。延暦寺は根本中堂でお経上げますが、密室でありながら、風を感じます。
真言密教はお坊さんが台座に座り、火を起こす前に、儀式があり、印を結び、マントラを唱え
それか火をおこします。日本では1200年空海を開祖として、続けてます。
座禅もいいですし、密教もいいですし、自己との対話が大切ですし、心は無限大です。宇宙と同じです。
限界がなく広がります。奇跡は起きませんが、心は安らぎます。無になることですが、これが出来ません。
意識、煩悩、恨みつらみ、ねたみに嫉妬が湧いてきますが、お経を読むときは無になります。座禅は意識して無を目指し
無我になることですが、なかなか出来ません。修行が要るのでしょう。キリスト教は教会で賛美歌を歌うことで
無の境地になるそうです。悟り、真理、は近くにあるようで、無く、やはり、一生かけて求めるものでしょうか。
必ず、御自宅の近くに神社仏閣がありますので、行かれてみてください。少しでも、心が軽くなるなら、いいと思います。
仕事、人、お金、会社も含めて、縁がありての関係と存在です。大切にして、感謝から始めると、必ず、報われます。
すぐにではなく、巡り巡り、自分に帰ってきます。自分を否定せず、大切にすれば、他人も大切に出来ます。
仕事も同じだと思います。
顕空。合掌。
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