皆さん こんにちは!!
梅雨ですが、低気圧と湿気に体はと心は反応しましす。それは痛みとして感じます。
心は、逆に雨はマイナスイオンなので、平穏になります。
しかし、体感的にはじめじめしていて、あまりいいものではないです。
真言宗の開祖、空海の真髄の言葉です。
「真言宗の道、密教の真理は、あらゆるものが究極において総ての本源である阿字ただ一つになってしまうが、総ての意味を考えると、みな内と外がある。密教を内とし、顕教(奈良時代の仏教)を外として、必ず同時に学ぶべきである。」
唐から真言密教を伝えた天才僧のスケールの大きさを感じます。
「悟り」とは宇宙と合一することで、正しい行いの実践により、人は悟りを開ける。」つまり、人は様々な苦しみや迷いを背負ってる。しかし、正しい行いを実践することで煩悩から開放され、人は悟りを得て、仏となることが出来る。
人間の心、精神は小宇宙です。無限です。煩悩を払拭し仏となることが、仏教のめざすとところです。
宇宙の根源は大日如来を中心に万物は六大で構成される=人間の肉体も宇宙も同じく六大で構成されてることを、1200年前に語ってます。六大とは、地、水、火、風、空、識で万物を構成し宇宙も同じである。それでは、宇宙と合一するには、心も身体も仏と同じ境地になれるよう修行することです。これを三密(身密、口密、意密)といいます。これをどんな形で理解するかですが、仏の宇宙は曼荼羅で現してます。六大からつくられた造形物(宇宙の現象)は両界、三摩耶、法、かつ磨、の四曼です。
生身のまま仏になる「即身成仏」を目指します。仏の教えを自ら体感し、仏と一体化する境地へ、まさしく修行を行います。
正しい行いです。人は時々、魔がさします。自分とのたたかいです。人が悟りをひらくには永遠ともいえる修行を経て到達するとされてましたが、真言宗では、この世で仏となる即身成仏が可能とといてます。解脱です。即身成仏とは、この世で幸せになる。
即=この、身=身体で、成=なる、仏=仏。
それとお経の南無とは=お任せします、従います。です。
真言宗の本尊は大日如来です。サンスクリット語で「万物をあまねく照らす偉大な覚者」と言う意味です。
空海の凄いところは、キリスト教、ユダヤ教(景教)、他の仏教、インドのシバ神、チベット密教、、、受け入れたことだと思います。
宇宙から見たら、同じように見えます。解脱と煩悩からの開放です。
本日は少し、専門的でしたが、明日は、明瞭に述べます。真言宗は明日で終わりです。次回は法然を語りたいと思います。
顕空。オンアビラウンケンバサラン(大日如来) 合掌。