全国の皆様 こんにちは!!
今年も終わりです。日本とって本年のウサギ年は苦難の出来事が多く、来年もひこずりそうです。
3・11の大震災、円高、EUのソブリン問題、政治の漂流、日本国の借金が1000兆円で増税、デフレ、
就職難、海外では、北朝鮮の金正日の突然の死、タイの洪水、世界の金融不安、、、、、、。あまり良い話がありませんでした。
TVもデジタルになりましたが何も変わってません。来年は色々な面で決着しなければならないですが、来年の干支龍のごとく、昇りたいです。
さて仏像は、決して無闇に並んでいるわけでない。仏像には役目と、それに応じた場所が決められてます。
お寺ににいくと一体だけで祭られてるいる場合もあれば、参体四体と複数の仏像が並べられていることも多く在ります。中でもよく見かけるのが、三体の仏像が並べられたスタイルですね。専門的には三尊像とよばれ、中央の一番偉い方を中尊といい、左右を脇侍と呼んでます。この三尊像には基本パターンがあって「阿弥陀三尊」といえば中央の阿弥陀如来を挟んで、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が必ず配置されてます。また、二十五もの菩薩を従えた阿弥陀如来、二体対で山門に立つ仁王像、四方を取り囲む様に配置されている四天王など、仏像の並び方にも意味があります。三尊像の並び方の基本(定番)です。薬師三尊像=真ん中が薬師如来なら、向かって右は日光菩薩、左は月光菩薩で、十二神将という天の神様が周囲を取りか込むように配置されてます。釈迦三蔵像=真ん中が釈迦如来で向かって右が智慧の象徴、文殊菩薩、左が行動の仏様といわれる普賢菩薩を配置してます。日本で一番古い形式は、「一光三尊像」といわれ、真ん中が阿弥陀如来、向かって右が、観音菩薩、左が勢至菩薩です。ちなみに、臨終を迎えた人を迎えに来る(来迎)様子を表したのが、阿弥陀三尊と二十五来迎菩薩です。
31日〜2日まで本堂(本院)がある、御山で泊り込みで、納経です。
日本国家の安寧と五穀豊穣と皆様のご多幸を一心にして祈願します。
顕空。 仏説般若心経 合掌。
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