全国の皆さん こんにちは!!
大風邪でしたが、大分よくなりました。
改めて、お早う御座います。
大阪の選挙が白熱してきました、27日を注目しましょう。
さて、戒名パート2です。在家の方々の戒名は、葬儀式の成り立ちと深く関係してます、江戸初期になり庶民の葬儀に僧(寺院)が深く係るようになると、葬儀の一定の「型」を作る必要が出てきました。そこで前述した「禅苑清規」の葬式作法を採用しました。禅苑清規の葬式作法は「尊宿葬儀法」と「亡僧葬儀法」に分かれます。前者が、すでに悟りを開いた僧侶のための葬式の方法であるのに対して後者は修行の途中で亡くなった僧侶のためのものでした。在家に近い立場です。そこで、在家の葬式は亡僧葬儀法を適用するようになりましたこれによって亡くなった在家の信者をいったん出家したことにして、出家者の証しである戒名を授けるという葬式の方法が確立していきました。そのため、江戸時代の葬儀ではまず得度の儀式が行われ剃髪される。このとき、戒名を授かりました。つまり、死後、僧になる、仏道に入るという形を採ったために、死者にも戒名を授けるようになりました。没後作僧をすることで、在家の人もようやく浄土へ行けるというわけです。仏式葬儀の構成は、主に戒名を授ける「受戒会」と「引導」からなってます。
浄土真宗は死者は阿弥陀
の本願によって救われている立場ですから、死んだだからといって戒律を授け、戒名をあたえる必要がありません。「法名」といって区別してます。
日蓮宗は、あの世で救われることではなく、この世を浄土にすべきとの教えなので、受戒、戒名を授けたりする必要は無く、もともとの呼び名「法号」と呼んでます
現代では、戒名をつけることが原則とされ、無いと菩提寺の墓地には埋葬されないことが殆どです。戒名をつけないときは、公営、民営の霊園に埋葬することとなります。戒名はその宗派の所依経典の中からの引用や故人の名前や職業からとったもの、故人の人となりを表現する文字などと組み合わせて戒名をつけてます。戒名料と言うのは無く、総てお布施です。
最近では
、生きているうちに、自分でリクエストで戒名を事前用意する人も居ますし、お墓もデザインしてます。
時代の変化と、死に対してと葬式に対しての変化で、生きてるうちに、「葬式」に参加して、用意してます。
死ぬ気まんまんです。江戸時代以前は庶民は死ねば土に埋められ、目印で石とか木を植えてました、戒名は無く、身内で終わりです。葬式は宗派、で異なります。生きてるうちに、ご自分の葬儀を考えられたらいいと思います。
顕空。 合掌。
コメント