皆さん こんにちは!!
高校野球もベスト8が出揃う段階となりました。
時の経過は早く、自然界は秋の予兆を感じます。空は夕焼けから茜色になり、鳴き声も空から地面の虫たちの
鳴き声に変わりつつあります。空も高くなりました。まだ早いですが、後4ヶ月でクリスマスです。
東北は11月から冬気候になると聞いてます。酷暑から今度は寒さとの戦いです。
負けずに、生き抜いてください。
空海は、人間の心の段階を10にわけ、悟りへの道を体系化しました。悟りの域へ到達する心のありようを示す「十住心論」をご紹介します。ブッダ以来、悟りを得るための方法が多く語られてきましたが、それは体系化されおらず、具体性がありませんでした。そこで空海は、悟りへの道標ともいえる十住論をまとめました。それは、悟りに至る心の深化。発展を示す段階を整理したものです。第1段階=いしょうていようしん=人は本能まま生きており、動物のように欲望の間々生きる。第2段階=ぐどうじさいしん=倫理や道徳に目覚める、儒教的境地。 第3段階=ようどうむいしん=人は宗教心に目覚める。老荘思想の境地。第4段階ゆいうんむがしん=仏教に目覚め実在的な自我は存在しないと気づく。仏教に入門。第5段階=ばつごういんじゅうしん総ては因縁のうちに存在するという悟りの世界の追求していく。第6段階ーたえんだいじょうしん=慈悲の心が(菩薩の境地)が生まれ、心だけが実在だと自覚する。第7段階ーかくしんふしょうしん=すべての迷いや妄想を断ち「空」を描き心鎮まる。自他の区別のない深い救済のレベルになります。第8段階=いちどうむいしん=一切の現象は清浄であり、大日如来に近づく。 第9段階=ごくむじしょうしん=自分の身体を含めて仏を自覚し、この宇宙の悟りを感じ取る。第10段階=ひみつしょうごんしん=ここで初めて人は仏と一体となり、究極の悟りを実現。この悟りの道は、一から順を追わなければならないわけでなく、一から十の総ての心をある種の悟りとして包括してます。
自分自身が究極に高まれば、総てを受容し、修行に生かせます。
煩悩=欲望から悟りに至り、輪廻から解脱して仏と一体になることが、行、修行、を通して、得るものだといわれてるようです。
お盆も終わり、又日常の喧騒が始まります。ですが、心は平安でありたいとおもいます。
顕空。 合掌。
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