皆さん こんいちは!!
西日本は暑さ、夏、満開です。お盆までの辛抱です。東日本は雨(豪雨)で震災と合わさり大変です。
昔は、夏の豪雨は九州でしたが、、、、、。せみ時雨が凄いですし、猫も犬もバテ気味です。
スイカがメロン並に高くなり驚きです。夏といえばカキ氷&スイカ&海&川&滝のイメージですが
最近は、日傘、自宅(エアコン&扇風機)、日焼け止め、、、、、。時代の変化でしょうか。
デジカメが修理不能でした。元の古いもので写します。
真言宗VS天台宗=空海VS最澄となります。日本仏教の平安仏教の2台巨匠の比較は恐れ多いのですが。
仏教の教学の上ではこれは必要です。
空海は天才にして書の達人、最澄は秀才にしてエリートです。遣唐使も私費と国費で同じ留学でも立場が違います。
空海は書の関係で時の天皇、嵯峨天皇と縁をえてます。弘法も筆の過ちは空海のことです。
先の留学では、国費は1年で帰国、私費は20年で帰国でしたが、この制度の差が後々、最澄と空海の人生、仏教観を大きく変えさせられます。当時の最先端の教学は密教でしたが、最澄は十分に学べないまま、帰国命令で帰国です。空海は2年と6ヶ月
中国の恵果の元でマスターして帰国してます。先に帰国した最澄は天台教学に基づき、法華経を題目にして開山して、
法然、親鸞、道元等輩出してます。南無で始まるお経は〜に従います、ですので、仏の教えを授けてもらい、人生を送ることです。
空海の真言宗は無想三密により、宇宙と一体となりて、即身成仏を目指しました。自力本願です。
どちらが真理であり解脱かは人間の無明(煩悩)塊の私では判断できませんが、どちらも仏の教えであることは真実と思います。
私は天台宗の本山の根本中道でお経も上げましたが(朝6時から)凄かったです。又、真言宗の高野山での護摩法要も凄かったです。最澄が空海に仏法の本の借り入れ希望したのは、真言密教の真髄である、理趣教ですが、空海から見れば、最澄に学問だけでなく、もっと実践して欲しくて、貸し出しを断ってます。最澄は空海の弟子だったことも事実です。
即身成仏は人生と生活のなかで実践してこそ、の考えが根底にあり、最澄はお経の勉強に赴きを置いたのだと思います。
この世の立場違えど、仏に近づく方法論だったと思います。
8月7日のPM7時30分からNHKで空海の特集があります。
最澄は山に籠もり勉学に励み、空海は日本の峰々を歩き井戸を掘り、それこそ、空と海と風と雨と雪にあいながら行脚してます。
キリスト教も似てところがあり、教会で聖書の研究をする人と、聖書を持って、サンキュチャリーロードを歩く人です。
どちらがいいのかでなく、自分の心に従うのが仏の道への始まりと思います。
顕空。 合掌。
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