おはようございます。本日もさわやかな早朝です。１５日は空海生誕の日で
昨年は１２００年祭りでした。今年は再スタートです。宮島の弥山に登山してきます。空海がこの山で修行してます。ご縁あるところです。午前６時に宮島港に集合です。行ってまいります。錫杖、わけさ、真言数珠、経本、持参です。標高７００ｍですから、アメリカ流でいうとハイキングです。弥山の頂上は３６０度瀬戸内海の多島美、天気がいいと、四国まで見えます。風光明美です。今年は四国八十八か所巡りの返打ち（逆回り）をすると御利益が３倍だそうです。徒歩でも、バイクでも、サイクルでも、バスでも使いいかれたらいいと思います。さて今回は般若心経の「識」についてです。
私たちは自分のセンサーに引っかかった色々なものを判断し、取捨選択して生きてます。そのセンサーは一人一人違います。一人の人間の中でも、年齢や経験を積むことによって判断も変わっていきます。これが悩みの発生でもあります。自分の中でも考えは変わるのだから、周りの人と意見が異なるのは当然です。それぞれ私的な感覚世界の中で生きており、ゆるぎない共通の価値観や絶対不変の判断など存在しません。そのことに気が付けば、相手も自分も個性として尊重されて、苦しみは消えていきます。
友人、恋人、夫婦、人間関係すべてにわたりです。判断も考えも日々移り変わるものです。理解をすることはお互いが認めることから始まります。
「仏教」における「識」の具体例を明日書きます。受・想・行・識の「識」
明日は東京からです。